悶々ナイト… ストレスからニキビを潰した…
悶々ナイト… ストレスからニキビを潰した…(チャプター4)
麻子は山田とつきあってんのか…
ああ… 麻子…
そう思うと、夜も眠れなかった。中学男子ってそんなもんだ。
余計にもんもんとしたのには理由がある。
俺の気持ちを知っていた友達が、どこからか麻子のソロ写真をゲットしてくれて、俺にプレゼントしてくれたのだ。
どういう写真かというと、陸上部のジャージ姿で、自転車を押している写真だった。
写真の中の麻子はじっとカメラを凝視していて、その写真を観ていると、まるで麻子が俺を見つめてくれている…そんな気分にさせてくれる写真だった。
俺は、夜中ずっとその写真をベッドに持ち込んで、「ああ、麻子…」なんて思いながら見つめ続けていた。
そもそも麻子が俺ではなく、山田を選んだのは何故だろう?
性格? 顔?
否! ニキビだ!
俺にはわかっていた。
だから、俺はしごく当然の流れとして、自分の顔面のニキビの全てを破壊した。
1つずつニキビを潰していったのである。
白い膿が出た。血も出た… 痛かった。
でも、麻子を失った心の痛さに比べればどうということもない痛みだ。
【つづく】
みなさん! ニキビケアしてますか?
毎度まいどのニキビ跡隊長です。
今回のストーリーでは、オイラがニキビ跡ができた原因となる、まさにその瞬間が描かれたわけですが、ほんと、そんな自分が痛々しいです。
若気の至り… ってやつですね。
この人の記事「ニキビ跡を消すのだ!」も、読んでいて身につまされる… この人も中3の夏に一気にニキビが吹き出して、スキンケアとかしてなかったから、その後の人生でずっとニキビ跡に悩まされることになる。しかも女性だから男の俺よりもニキビ跡のダメージはでかかったと思う。
まあ、人生いろいろあるわな! またすぐに更新するぜい!